しょちょー
雨でなんかやだなー、なんて思いながら夕刊を配達して、ふとカブにささっているキーを見ますと
家の鍵がない!!
雨にぬれないようにするシートをキーを束ねてあった金具でとめていたので、その金具を配達しながらぬれないように調整していたら家の鍵を落としてしまったみたいなんです。
とりあえず速攻で配達を終わらせて思い当たりのある場所を探してみても見つからない・・仕方がないか、と隣の販売所に鍵を取りに行きます。
所長は自分で建てたらしいマンションの最上階に住んでいるので部屋番号を押して呼び出しを押します。なんだか所長はいつも楽しそうな声をして中に入れてくれます。
とりあえずエレベータで最上階まで行き、部屋の中に入ります。
「あれNくん集金出しに来たの?」(Nくんは私)
といって
「いえ、ちょっと用事が・・」
と私が言った言葉を聴いたのか聞いてないかのタイミングでお菓子をくれます。ここにくるとよくいただきます。なんかいつものことなんですけど、こういうときでもくれるというのがなんだか面白いな、と思いました。
で、鍵をなくしたことを話すと、特に顔をしかめることもなくスペアキー持ってくるよ、といって奥にとりに行きました。
そしてスペアキーを探しながらいろいろ言い訳していると
「まぁ鍵に建物の名前は書いてないし、大丈夫だろう?」
(゚д゚)・・いいのかなぁ。
いやよくねぇ!!
でもこの所長の寛大さを大いに享受している部分はあると思います。もちろんこういう寛大な人ならではの害もあるわけですけど。他の奨学生の話を聞いているとなんかうちらの仕事はだいぶ楽みたいなのです。他の奨学生の方々に申し訳ないかな、と思いつつこういうのが人と人とのめぐり合わせなのかな、なんて思った今日一日でした。