Oracle OpenWorld Tokyo 2006

金曜日の話ですけどね。ちょっと時間に追われていたのでいまさらですが。

有楽町を降りますとなんだか怪しい雲行き。大丈夫かなと思いつつも早めについたのでちょっと暇をつぶします。


先生に渡された案内状らしきものでいざ入場してみますと
「日本ヒューレットパッカード社より水の提供です。どうぞー」
とおねぇさんが水を渡してくれました。HPと水って何の因果関係があるんだろうと思いつつ中へ。


最初にぐるっとしたあと座って話を聞こうとAMDのブースへ。
どっちかってーとハード寄りであまりOracleとは関係ないかな、と思ったんですけど、某intei社との性能比較をしばらく聞いていますと「おぉAMDすげぇ」とか思います。まぁ自社の製品だから押してるってのはあるとは思いますけど。なんせ消費ワットが競合社とくらべ2/3なのに対し消費電力は1/2、1Wあたりにすると約2倍です!!とか言ってました。ここら辺適当なんで突っ込まないで。
こう性能がいいらしいAMDはSumはHPのブレードに組み込まれてOracle社公認とか言ってました。今度PC買うときはAMDですかね。


次はOracle TimesTen In-Memory東京エレクトロンへ。
ぶっちゃけなくても知りませんでした。まぁまだSQLがあーだの接続識別子だの接続文字列だの言ってる私にゃまだまだ先の話とは思いますが高速化のソフトです。
解説を聞いているとDiskのI/Oが最大のネックで、メモリ上にライブラリ、データファイルその他いろいろ常駐させると劇的に早くなるみたいです。単純なベンチマークで、普通のHDアクセスなOracleとTimesTenなOracleとの比較が出てましたけどHDなOracleはミリ秒かかるようなのですがTimesTenなOracleはマイクロ秒と結果が出てたりして驚きます。
もちろんメモリに乗るほど小型化してあるなら、と埋め込みの話もしていました。Zaurus持ちな私としては埋め込みなんて聞くとわくわくしますけど。
既存のOracleDBと同期を取ったりなんてのもできるみたいですが、そんな中「本体OracleとTimesTenOracle、同期を取ろうと思っても本体とTimesTenの更新激しかったら逝っちゃうんじゃない?」なんていかにも素人くさいツッコミなんかを友達と一緒に入れてましたけどまぁ企業だからしっかりしているのでしょう(放任)。仮にもお金出して売ってますからね。


次に中央の大きい、主催者Oracleの所へ。
ここで軽いものなんですけど、OracleOracle Fusion Middlewareという製品のプレゼンを聞いたんですが。Oracleってすごいですね。
単にERPパッケージで終わりでなく、会社の経営管理すべてにおいてを管理しよう、というパッケージです。こう私が語るのも蛇足な気がしてならないと思うのでやめておきますけどスケールのでかさというか、こんな仕組みを作れるようになりたい、とか、社会的貢献をしつつも利潤を追求できてすげー、とか思うことが多々ありました。すげぇよOracle


次はヒュレットパッカードへ。
ここはブレードPC等のハードです。データセンターのようなでっかいコンピュータが横にあり、稼動中のLEDランプをちかちかさせていました。友人が説明を受けていたので横に行って一緒に聞いてみます。
最近のブレードセンターっていうのはまず最初にハードを集約して(2GのCPUが2個で4Gとメモリ2Gが2個で4Gみたいに)、次にVirtualMachineにハードの資源を割り当て(CPU1Gとメモリ1Gが4つ)、LANカードやハブもエミュレートしてるだなんて知りませんでした。あぁ無知。世の中すごいですなぁ。


他にも結構めぐった気がするんですが主に記憶に残ったのはこの4つでしょうか。なんか感心しっぱなしで情けないな、とは思いましたがぜひ社会人になったら「お、これいいな」とか言える地位と技術を持ちたいものです。


追記
こういう展覧会でお決まりなのがアンケートで物がもらえるって言うものです。サクマドロップ、ブックスタンド、靴入れ、小さい時計等々ありましたけど、一番びっくりしたのが、登録してあった電子マネーカードでのスタンプラリーでの景品。











観葉植物


植物でも見て癒されろってことですかね。